幕間 打ち上げの小話
改めまして、夏の公演、お疲れ様でした。
ご覧いただいた方々、改めて御礼申し上げます。
さて、今回は打ち上げの様子についてちょっぴり触れようかなと思います。
打ち上げに場所はちちぶオペラでは割とお馴染み、宮側のトラゲットというお店。
流行病の関係で打ち上げとはしばらくご縁がなかったこともあり、かなり久しい気持ちです(おそらく2019年のメリーウィドゥ以来でしょうか?)。
当日は食べ飲み放題ということで、皆食事に舌鼓しつつ、学生達はこの一年を労いあってソフトドリンクを、大人はお酒を交わし合っていました。
この後、フツーの飲み会ではまずありえない光景(ちちぶオペラでは日常茶飯事)が映ります。
店内に空いたピアノ。
徐に立ち上がる指揮、泉先生。
後ろにはピアノ、矢尾先生…何も起きないはずもなく。
指揮が手を挙げれば伴奏が流れ、伴奏が流れれば皆揃って歌い始める…。
貸し切ってしまったトラゲットは、一夜だけのコンサート付きレストランになってしまいました。
久しくはありますが、ちちぶオペラでは別段珍しくない光景。
そしてそして、続くはソロ。
本番では下村さんが高らかに歌い上げた「誰も寝てはならぬ」。
稽古時にリザーバーも務めていた田口さんがご指名を受け歌います。
薗田さんが立ち上がり、アヴェ・マリアを選曲。
伴奏は学生時代から薗田先生がお世話になっている室井先生が務めます。
一曲奏でた後は、高波先生とピアノのプロフェッショナル同士語らうのでした。
さてさて指揮が手を挙げれば始まるのはエスカミーリョコール。
杉尾さんの豊かな声で本番を迎えた「闘牛士の歌」歌うのはもちろん…。
「奥様女中」も務め上げた富田さん、杉尾さんに密かに対抗心を燃やしていたそうで、勇ましい歌声で2回も歌っていました笑
ちなみに、若き勇士りょうが君と猛牛海下先生の壮絶な戦いも行われていたり。。。
会のシメの曲は…「大地讃頌」…!
よく秩父のコンサート等々では「旅立ちの日に」をシメに歌うイメージがありがちですが、実はみんなよく知って歌えるのは「大地讃頌」。
小中学校の合唱曲集にも載っていて、世代や地域を超えて歌える合唱曲なことが改めてわかるひと時でした。
来年公演予定の『魔笛』も無事に成功して、こうして打ち上げができればなあ…なんて思う今回の打ち上げでした。
来年に向けた練習は10月からとのこと。次回も歌にお芝居にがんばっていきます!