小屋入り前の最後のレッスン

8月16日月曜日は、小屋入り前の最後のレッスンとなりました。
最後のレッスンということで月曜日にもかかわらず泉先生が駆けつけてくださいました。


通常は、18時始まりですが、少しでも多くのレッスンをしたいという海下先生の意向で本日は平日にもかかわらず17時始まりです。
それでも17時には、これだけの合唱団員が集まりました。
この後お仕事を終えて続々と皆さん集まりレッスンの最後の頃には、このホールのイスが全て埋まってしまいました。皆さんのオペラに対する情熱が感じられます。
今日のレッスンは、最初に雪片のワルツを重点的にレッスンし、その後くるみ割り人形などをレッスンしました。
前回通しレッスンの様子をお伝えしたので、今日は、雪片のワルツに焦点を当ててみたいと思います。

最初は、ソプラノが前列、アルトが後列でレッスンを行いました。
最終仕上げには、女声合唱団を両脇に2分して、中央にオーケストラが位置する形でレッスンしました。
中央のエアオーケストラです。
海下先生と集まった男声合唱団員でエア演奏でのレッスンです。

エアオーケストラの左側。

エアオーケストラの右側。

海下先生、それってオーケストラですか?
エアエレキギターに見えるのですが‥‥。
 

笑いそうになる中、非常にまじめな泉先生の指揮が光ります。
 
泉先生から
雪片のワルツは、とにかく演奏が難解な曲です。
本公演の時は、女性合唱団の皆さんは、楽譜を必死に追わないで下さい。
唄う直前のオーケストラの曲を覚えて、その曲が来たら楽譜を見るようにして下さい。

今日、その難解な曲を矢尾さんは、演奏やりきりました。
本当に素晴らしい。
拍手 パチパチパチ。
矢尾ヨロズの神、バンザーイ!
 
この雪片のワルツの時、バレエの演技が入ります。
 
それについて薗田先生から
ロシアバレエは、重力に打ち勝とうとする芸術。
羽が浮遊していて落ちそうで落ちない感じ。
つまり、この曲は、息を常にローリングして、落ちないようにする浮遊感、連続感がほしい曲。
バレエの演技と合唱がうまくミックスできるように、歌が下向きにならないよう、空中に舞う羽の様に唄ってほしいのです。

早速、羽の気持ちになってバレエの演技をする海下先生。
 
いよいよ小屋入りです。そして、本公演です。
合唱団員全員の緊張感が高まってきました。
 
皆様が感動できるような本公演を目指しますので、ぜひ本公演をご観覧にいらして下さい。
 
皆様のご来場をお待ちしております。