カルメンの公演写真追加!

2018年公演「カルメン」のギャラリー(公演写真)を追加しました。二日間の公演を、それぞれ第一幕から第四幕、そしてカーテンコールまで盛りだくさんの内容です。上の写真をクリックすると、ギャラリーの「カルメン」のページが開きます。

なお、当サイト内の画像等の無断転載及び複製等は固くお断り申し上げます。

ギャラリー(公演写真)公開

おまたせ致しました!ずっと準備中となっておりました、ギャラリー(公演写真)を少しづつですが公開してまいります!
まずは、今年2019年8月に公演しました「メリー・ウィドウ」。
美しい舞台と出演者の表情などをお楽しみ下さい!

上の画像をクリックすると、ギャラリーのページが開きます 。
なお、 当サイト内の画像等の無断転載及び複製等は固くお断り申し上げます。

メリー・ウィドウの興奮

終わりました。
合唱団は1月から練習に入り、途中にゴールデンコンサートの練習と出演をはさみ、6月半ばからの立ち稽古そしてキャストを入れての集中練習!動きにダンスに厳しい指導を受けて・・・でも楽しい!日に日に楽しくなる!!それがオペラです。

当日の本番終わりは、もう放心状態でした。

皆さまのおかげで、チケットはほぼ完売でした。誠にありがとうございます!
満席ならばこそ、出演者はテンションが上がり、よい歌唱演技が出来るのです。
舞台後のカーテンコールが始まっても、会場からはどなたも出てきませんでした。出演者とお客様がホールの中でひとつになって余韻を楽しんでいました。

そうそう、忘れてはなりません。舞台に見えた人たちと同じくらいの人たちが、裏方として動いてくださいました。おかげでこんな素敵なことが出来るのです。感謝!!
そして、もちろんキャストの皆さんにも感謝!!

「来年も来るよ!」そのお言葉に支えられて、これからも主催者の仕事に努めてまいります。
本当に皆さま、ありがとうございました。
また、会場でお会いしましょう🎵

ちちぶオペラ実行委員会 会長 新井眞理子

“ちちぶオペラ”のここが好き♡

来たる8月18日(日)上演予定『メリー・ウィドウ』の公演までいよいよ1週間!ちちぶオペラ関係者全員が一丸となって奔走しております。
今回は、ちちぶオペラのプリマソプラノ歌手:薗田真木子さんから オペラと “ちちぶオペラ” の魅力について語っていただきました!

ちちぶオペラ プリマソプラノ歌手 薗田真木子

オペラってそもそも

エレガントな気分になりたくて、バレエを観よう♡と「くるみ割り人形」に出かけました。美しい舞台、生のオーケストラ、バレエダンサーの夢のような動き ・・2時間余りの公演が終わりに差しかかったころ、ふと小さな違和感を覚えました。 ─あれ?誰も歌わない?─そうなんです、こんなに人がたくさんいて、誰も何も言わない(歌わない)ことに驚いてしまって。とはいえバレエは“目で見る音楽”、時には音楽よりも雄弁に音楽を語ります。そこへいくとオペラってなんでもあり!何かしらの表現は全てオペラのステージに乗っけてしまえるんです。そもそもイタリア語であるオペラ(Opera)は“仕事”とか“事業”とか、かなりざっくりな意味もあるわけで、懐が深―ぃんです。

そこで “ちちぶオペラ”

関東山地の山あい、秩父の盆地は外部から隔絶され、古くから独自の文化芸能が発達しました。歌うこと、舞うこと、演じること、オペラに必要な要素を潜在的に持っていると言っていいでしょう。そして、様々な分野で後進を育てられた素晴らしい先生方もいました。ゆかりのオペラ「ミカド」から立ち上がった制作部、立派な舞台セットを造る地元企業など、数え上げればきりがないその力は全て、ひとえに“地元愛♡”なのではないでしょうか。県外からのお客様は一様に「秩父スゴイ!」と言って帰られます。地元イメージアップ、そしてオペラに刺激されたそれぞれのお客様の地元愛♡も増してくれると嬉しいですね!

“ちちぶオペラ”のここが好き♡

世界主要都市には必ずオペラ劇場があり、規模や演出の新しさ等で凌ぎを削っています。日本でも新国立劇場を頂点に大小様々なオペラ上演機関があります。その中でちちぶオペラはいわゆる市民オペラのカテゴリーに入るわけですが、各セクションにはプロも混ざっています。つまり、プロフェッショナルもアマチュアリズムの精神に触発されるということが起こります。そして、合唱団は幅広い年代、様々な背景を持つ大人と小さな子どもたち、とてもバラエティーに富んでいて、一人一人が持つオーラ(というと大袈裟ですが)、雰囲気が多彩なのです。それが「民衆」として実にリアルで、色々な舞台を観てきた人にとってはとても新鮮です。良い意味で「ザワザワ」してたり「モコモコ」してる・・。プロの合唱団ではなかなか出せない味だと思います。プロの出演者もその中で演じることで正に相乗効果、私は市民オペラの域を優に超えていると自負しています。それはもちろん例えアマチュアでも妥協を許さない公演監督の舞台に対する思いがあってのことは言うまでもありませんが。。

そしてお客様もいいんです!昨年の「カルメン」では子どもたちの合唱が終わって退場する時、その一生懸命な可愛らしい姿に拍手が起きました。この素直な反応もオペラの娯楽性を体現する大切な一幕でした。地方公演でこそと言えるでしょう。_薗田真木子

ちちぶオペラは真木子さんが語られたように魅力がいっぱいです!今回の記事を参考に、今年のちちぶオペラもいろいろな観点で楽しんでくださいね♪

秩父の夏はオペラが熱い!

来たる8月18日(日)上演予定『メリー・ウィドウ』の公演に向け、ちちぶオペラ関係者全員が一丸となって奔走しております。
『メリー・ウィドウ』の公演まで、数回にわたり、ちちぶオペラに携わるメンバーの声や担当内容等をご紹介していきます!
今回は、
振り付けと衣装担当のスタジオFits代表の野口菜美先生からコメントをいただきました!

スタジオFits 代表 野口菜美

秩父の夏はオペラが熱い!』そんな代名詞にもなる「ちちぶオペラ

振り付けや衣装に関わりながら、今はもっぱら作品をイメージしながらのデスクワーク(笑)

「さぁて、今回は・・・」
と、まぁそれは秘密ですが、毎年異なる演目は確かに厳しくもあり、日々勉強と思っています。

秩父の地でオペラに親しみ、オペラを楽しむ事ができるなんて素敵な事です。

2階席のススメ

8月18日公演予定の「メリーウィドウ」のチケットは、ありがたくも8割ほどのお席が既に埋まった状態となりました。
チケットをご購入いただいた皆さま、ありがとうございます。楽しみにお待ちください!

そして、これからでもまだまだ間に合う!!お席については大半が2階席のご案内となります。
そこで、今回は『2階席のおススメポイント』をご紹介させていただきます。

ある時、ある劇場にオペラを見に行った時のことです。
お高いチケット代であったこともあり、B席のチケットを購入しておりました。
当日、その劇場にはエレベーターがなく、B席のある三階まで階段を登りました。
席に座ると、指揮者が出てくるのをいち早く見つけることができ、一番に拍手を送りました。そして・・・幕が開いたときのあの感動は、階段を登って来た疲れを見事に吹き飛ばすものでした。
オーケストラボックスが全て見渡せるのは当然ですが、舞台の奥の方まで見渡すことが出来ました。そのオペラでは、大道具を少しずつ動かして場面が動いていく展開でしたが、合唱団が演技をしながら少しずつその大道具を動かしている光景も三階席だからこそ、分かるものでした。
また、近くに評論家の先生方が何人かお座りで、指揮者と歌手たちのやり取りについて休憩時間にお話しをされている姿もありました。
まさに、オペラ全体を見るのにふさわしい席なのだ、と実感したものです。

秩父宮記念市民会館 2階席からの眺め_2018年夏『カルメン』

このように自身の体験も踏まえまして、秩父宮記念市民会館大ホールフォレスタの2階席をオススメいたします
秩父宮記念市民会館にはエレベーターがありますので、2階席へはスムーズにお上りいただけます。そして、なんと言っても音は上にあがって来るものなので、素晴らしい響きをこの2階席で感じることができますよ!

*気になる座席状況はこちらからご確認いただけます。

<座席の画像をクリックしていただくと、最新の座席状況ページへリンクします>

<7月5日0時現在>
1階席:残数30席弱
2階席:残数150席程となっております。

ぜひ、この夏も熱い『ちちぶオペラ』をお楽しみください!
皆さまのご来場をお待ちしております♪

ちちぶオペラ実行委員会 会長 新井眞理子

【メリー・ウィドウ】稽古レポート_その1

メリー・ウィドウ本番までの稽古の様子を少しだけご紹介していきたいと思います。

今回は、合唱団が音楽稽古を経ていよいよ始まった “立ち稽古の様子” をレポートします。

<熱心に細岡総監督の説明を聞きます>

まずは、細岡総監督から今回の演出や舞台セットについて説明があります。
メリー・ウィドウは、ちちぶオペラでは2012年の再演になりますが、当時からの団員もいれば新しく加わったメンバーもたくさんいるので、丁寧に説明してくださいました。
前回とは会場も異なり舞台のセットも違うため、再演といってもしっかり稽古が必要になります。

<段差や中央などのバミリ>

稽古場には、舞台セットを想定してビニールテープなどで階段などの段差や小道具の位置などに印がつけられます。舞台用語で「バミリ」と言われますが、印をつける作業は動詞になり「バミる」と言います。
実際のセットは本番直前に会場の舞台でしか確認できないため、また舞台上は多くの人と道具があるので、演技のためにも、安全のためにも、稽古の段階で自分がどの位置に立ってどこに動くか、段差はあるのか、センター(中央)、下手(舞台に向かって左側)、上手(舞台に向かって右側)などを常に意識しておく必要があります。

<持ち慣れない扇子を持っての演技>

メリー・ウィドウは、パリの社交界、公使館が舞台です。つまり合唱団は貴族や外交官など紳士淑女を演じるわけですが…。タキシードやドレスを着慣れている団員はさすがにいません。姿勢や振る舞いも普段とは違うので試行錯誤です。

<紳士のつもりで女性をエスコート>

もちろんすべて歌いながらの演技なので、とても集中力が必要です。自分の役どころや歌詞の意味、心情などの表現はもちろん、次の動きへの準備なども必要になりますが、演技に集中しすぎて指揮を見るのを忘れたりしてはいけません。オペラの舞台では出演者は実にたくさんのことを同時にこなしています。

<ハンナ(カバーキャストの関根あすかさん)を取り囲む社交界の紳士?たち>

本番まで稽古を重ね、皆様に楽しんでいただける舞台になればと思います。
稽古状況はまたレポートします。お楽しみに!!

オペラ『メリー・ウィドウ』公演情報ページはこちらhttps://chichibuopera.com/

オペラ『メリー・ウィドウ』座席情報ページはこちらhttps://chichibuopera.com/%e3%81%a1%e3%81%a1%e3%81%b6%e3%82%aa%e3%83%9a%e3%83%a9-%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0/seat/

稽古も順調!今回の楽しい舞台も堪能してください!

来たる8月18日(日)上演予定『メリー・ウィドウ』の公演に向け、ちちぶオペラ関係者全員が一丸となって奔走しております。
『メリー・ウィドウ』の公演まで、数回にわたり、ちちぶオペラに携わるメンバーの声や担当内容等をご紹介していきます!
今回は、
ちちぶオペラ合唱団 加藤団長からコメントをいただきました!

ちちぶオペラ合唱団 団長 加藤 一輝

稽古中の一枚☆  前列中央が加藤団長

私とオペラの関わりは、2001年秩父市制50周年記念公演のオペラ【ミカド】に参加させていただいて以来、オペラに魅せられております。

私は元々、オペラはおろか歌にもあまり興味は無かったのですが、26年前ひょんなことから、秩父の合唱団に所属することとなり、その時に歌を教わったのが、今は亡き秩父高校音楽部顧問の故高波征夫先生でした。
高波先生の教え子たちの多くが、オペラの世界で活躍されていることを知りました。

ちちぶオペラ合唱団は、秩父郡市や周辺の市民を中心に、高波先生の教え子でもある総監督の細岡雅哉先生の熱い指導を受け、公演を重ねるごとに団員全員の意識も高まり、歌や演技のレベルも上がりつつあります。

合唱団は、公演本番の半年以上前より、音楽稽古から始まり、演技をしながら歌う立ち稽古衣装合わせメイク練習メインキャストとの稽古オーケストラとの歌合わせ、本番同様に行うゲネプロなど、沢山の稽古や準備を経て、本番に臨みます。
会社員や主婦、学生の団員がほとんどなので、週一の稽古は本当に貴重な時間になります。

また、ちちぶオペラは合唱団だけでなく、舞台の美術や大道具制作、演出スタッフなども秩父の企業や個人に協力していただき、運営面でもチケット販売や運営費の管理、広報活動など、実行委員や後援会、他にも数多くの方々からのサポートがあります。そのご協力やサポートによって、私たち合唱団は舞台に立たせていただいていることに、本当に感謝するばかりです。

公演に向けて稽古も順調に進んでおります。今回のメリーウィドウも楽しい舞台になると思いますので、是非、足を運んでいただきオペラの世界を堪能してください。

“すべての人の思いがひとつになる” 今夏も楽しみにしています!

来たる8月18日(日)上演予定『メリー・ウィドウ』の公演に向け、ちちぶオペラ関係者全員が一丸となって奔走しております。
『メリー・ウィドウ』の公演まで、数回にわたり、ちちぶオペラに携わるメンバーの声や担当内容等をご紹介していきます!
今回は、稽古ピアニスト 鈴木 啓三さんからコメントをいただきました!

稽古ピアニスト 鈴木 啓三

私は2012年から ちちぶオペラ公演に携わってきました。
それまでオペラ公演に関わったことは全くなく、全てが初めての経験でした。
オペラ制作には、舞台に立つ演者だけでなく裏方を含め、実に多くの人が関わっています。これだけの人が関わり、ひとつの公演をつくり上げることはとても素晴らしいことです。

オペラ制作において、ピアニストの仕事は稽古での伴奏が主となり、基本的には本番の公演には出演しません。
しかし、練習の段階から関わり、ともに舞台をつくり上げていく過程に携わることができるのは、私にとって大きな喜びです。合唱の皆さんは、何か月もかけて稽古を重ねるわけですが、本番の舞台を見ると熱い思いがこみ上げてきます。そこにお客様の熱気が加わり、会場全体に一体感が生まれると大きな感動に包まれます。
舞台に立つ人、裏方で懸命に動く人、それぞれに与えられた仕事をそれぞれがこなし、思いをひとつにしてひとつのものをつくりあげる、なんて素晴らしいことでしょう。まるで理想の社会の縮図をみているような思いになります。

今年の夏も出演者、スタッフ、お客様、すべての人の思いがひとつになり、感動の舞台に立ち会えることを心から楽しみにしています。

「どこが良いお席?」

〜ちちぶオペラならではの座席の魅力をご紹介!〜

チケットを販売していると、「どこが良いお席ですか?」・・・こんな質問を多くいただきます。
まずお伝えしたいのは、「舞台の見えない座席や見づらい座席はありません」そんな意味では、『どこも良いお席』だと思います。
ある演奏家は、「ホールは楽器と同じで、使い込んで行くことにより、よいホールにもなっていく」と言っています。
その言葉にのっとれば、秩父宮記念市民会館の大ホールフォレスタは、若いホールだと思います。皆さんがいろんな座席からオペラを観て、あーだったね、こーだったねと様々な感想を出してくださることにより、だんだんとどこがどんな座席か、どの座席だと音がどんな具合に聞こえるのかが分かってくるのだと思います。

因みに、過去2回の市民会館でのオペラを観たお客様からの感想を参考にご紹介しますと、


★一階通路より前の座席は、楽器の演奏に興味の大きい方やキャストや合唱団の表情をしっかりと見たい方にはベストです。


★中央の座席は誰が考えても良い座席かもしれませんが、字幕を見てたら、舞台をあまり観てなかったという感想もありました。


★後ろの方の座席の方々は、全体をゆったりと見ることができた、とも言われてました。


★2階になると、もっと全体が見えます。歌い手の細かな表情までは見えませんが、管弦楽はしっかり見えますし、音は上にあがって来るものなので、素晴らしい響きを感じることが出来ます。

以上を考え合わせると、どの座席からも「メリー・ウィドウ」を十分楽しんでいただけると思います。

どうぞ、それぞれのお席での『ちちぶオペラ』の楽しみ方、参照にしてみてくださいね!