トゥーランドット
恐怖による支配
それを超える
「愛」と「勇気」
のオペラ
作曲:ジャコモ・プッチーニ
舞台:古代中国・北京

① どんな物語?
冷たく美しい姫 トゥーランドット は、
「私と結婚したい男は、3つの謎を解け。
解けなければ首をはねる」
という、とても残酷な掟を作っています。
多くの王子たちが挑み、命を落としました。
そこに現れるのが、正体を隠した王子 カラフ。
誰も解けなかった謎を、
カラフは すべて正解 してしまいます。
でもトゥーランドットは、
「それでも結婚したくない…」と拒みます。
そこでカラフは逆提案をします。
「夜明けまでに、私の名前が分かったら
私は死を受け入れよう」
この運命の夜に歌われるのが、
あの有名なアリアです。
② 有名なアリア
🎵 「誰も寝てはならぬ(Nessun dorma)」
意味は
👉「誰も眠るな」
カラフが
「必ず夜明けに勝つ。
愛も運命も、すべて自分のものになる」
と歌い上げる、世界一有名なテノール曲です。
オペラを知らなくても
この曲は聴いたことがある人、多いですね。
③ トゥーランドットは悪役?
最初は
・冷酷
・残酷
・心を閉ざした女性
に見えます。
でも彼女は
「男性に支配される恐怖」
「過去の女性たちの悲劇」
を背負っていました。
つまりこの物語は、
👉 恐怖で凍った心が、愛で溶けていく物語
でもあります。

④ このオペラのテーマ
とても現代的です。
・権力と暴力
・恐怖による支配
・それを超える「愛」と「勇気」
最後、トゥーランドットは
愛を知り、人として目覚めます。
⑤ ひとことで言うと
「氷の姫が、人の心を取り戻す物語」
壮大で、豪華で、
でも実はとても人間的なオペラです。