ちちぶオペラについて

秩父地域からの発信

“ちちぶオペラ”の始まりは「ミカド」Town Of Chichibu

1991年のことです。今は亡き永六輔氏がラジオ番組で「イギリスのオペラに『ミカド』と言うのがあるが、”Town of Titipu”という副題がついているから、これは秩父のことではないのか?」とコメントしました。これがきっかけとなり、秩父市民の故塚越康一さんを中心に“秩父で『ミカド』を上演する会”が設立されました。塚越氏はその後英国に赴き様々調査をした結果、戯作者ギルバートさんのお孫さんに会うことが出来たそうです。Titipuという東洋の街の名前は日本から輸入された絹のタグからヒントを得たようだ、との話を聞くことが出来ました。そのような調査の後に時の市長故内田全一氏の決断により2001年市制50周年の記念事業として、秩父版オペラ「ミカド」(台本 清島利典 訳詞 榊原徹)を初演する運びとなったのです。その後2003年にも秩父市歴史伝承館の完成を記念して、ミカドを上演しました。

そして、2006年にはイギリスバクストンのギルバート&サリバンフェスティバルに招かれ、秩父版をそのまま上演しました。大きな喝采を受けました。帰ってきてから、池袋の芸術劇場中ホールで凱旋公演も行いました。

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2011年に‘ちちぶ国際音楽祭’という新しいプロジェクトが動き出し、イギリスまで行ったオペラ「ミカド」を音楽祭の盛り上げとして再演することになりました。その年は3月11日に東日本大震災が起こってしまいましたが、計画停電を避けて、8月にオペラ「ミカド」を上演できました。

Turandot

その後2012年『メリーウィドウ』2013年『こうもり』2014年『魔笛』2015年『トゥーランドット』2016年『ラ・ボエーム』と公演してきました。『トゥーランドット』あたりから、成長目覚ましくアマチュアオペラ団の域を超えているとの評価をいただいています。

2017年8月20日は新しく開館した秩父宮記念市民会館のこけらBoheme_A_New落としとして秩父版オペラ『ミカド~Town Of Chichibu~』を盛大に上演しました。2001年や2003年、2011年のミカド公演を知るお客様方は皆さん口を揃えて「今回のが一番良かった」と言われました。満席の観客の大喝采は演じる側に大きな喜びを与え、素晴らしい舞台になりました。『ミカド』という作品への地域の人々の愛が、積み重ねてきたちちぶオペラを更に進化させました。

さて、2018年8月18日(土)19日(日)に私たちは日本で最も上演回数の多いオペラ、ビゼー作曲の『カルメン』に挑戦します。4幕のオペラをミカド同様多くの皆さんに楽しんでいただきたく日本語(細岡雅哉訳)でおおくりすることにしました。皆さんのご来場を心よりお待ちしております。

 

2017年10月
ちちぶオペラ実行委員会 会長 新井眞理子

 

 

後  援埼玉県、秩父市、秩父市教育委員会、横瀬町、皆野町・小鹿野町・長瀞町
秩父観光協会、秩父商工会議所、(社)秩父青年会議所
秩父ロータリークラブ、秩父ライオンズクラブ、秩父中央ライオンズクラブ
西秩父ライオンズクラブ、秩父神社、西武鉄道(株)、秩父鉄道(株)
順不同